2008年05月20日

【連載】2007年ロボコン その8

■ターンテーブル■

ロボットの自由度をさらに上げるために、
垂直方向の軸を設けました。
垂直軸は回転角を意識せず使えるように、
多回転できるようになっています。

スラスト(軸方向)荷重をうける軸受けは、
一般的にはスラストベアリングですが、
直径が比較的小さいので、
軸の曲げに対する強度が十分必要になります。
重量や加工を考えると大径軸も使用できません。
そこで今回採用したのは、
中華テーブルです。
建築金物のメーカーから、
ターンテーブルの金物部分を取り寄せました。

【連載】2007年ロボコン その8
▲ターンテーブル金物

ターンテーブルは直径が大きいため、
ターンテーブル上部のモーメントは
下部に影響を与えることなくほぼ収束しています。
また、環状なので中央部には空間があります。
この空間にスリップリングを取り付けました。
(スリップリングについてはその10で取り上げます)

【連載】2007年ロボコン その8
▲アーム部はすべてターンテーブル上についています。


同じカテゴリー(2007年ロボコン)の記事画像
【連載】2007年ロボコン その14
【連載】2007年ロボコン その13
【連載】2007年ロボコン その12
【連載】2007年ロボコン その11
【連載】2007年ロボコン その10
【連載】2007年ロボコン その9
同じカテゴリー(2007年ロボコン)の記事
 【連載】2007年ロボコン その14 (2008-06-16 21:41)
 【連載】2007年ロボコン その13 (2008-05-27 23:34)
 【連載】2007年ロボコン その12 (2008-05-26 21:40)
 【連載】2007年ロボコン その11 (2008-05-22 22:58)
 【連載】2007年ロボコン その10 (2008-05-22 00:03)
 【連載】2007年ロボコン その9 (2008-05-20 22:26)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Posted by 豊田高専ロボコンAチーム at 00:29 │Comments(0)2007年ロボコン
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
【連載】2007年ロボコン その8
    コメント(0)